猫はブリーダーによって交配させられ、意図して生まれるパターンが多いですが、野良猫が妊娠したり、自分の家の愛猫が妊娠したりするパターンもあります。
生まれる場所によって運命が変わります。
サラブレッドの場合は競走馬になるため、意図して生まれてきます。
サラブレッドの場合は競走馬になることが定めです。
生まれた瞬間から、運命は決まっています。
人間の場合は意図して生まれてくるのが基本ですが、避妊に失敗して予想外の妊娠をしてしまい、中絶するということもあります。
人間は環境による影響などもありますが、運命は自分で切り開いていけますo(`^´*)
運命に抗えないのはサラブレッドとは違い、自由です。
そして私たちとは違い、猫もサラブレッドも命を奪われる危険と隣り合わせです。
同じように生まれたとしても、生き残ることもあれば、殺されることもあります。
ほんの少しの違いで、猫やサラブレッドの人生は大きく変わりますX-<
猫の場合
ブリーダーによって生まされた猫はペットショップへ行きますよね。(ペットショップへ行く前に買われるパターンもありますが。)
ペットショップに商品として並べられ、人間に「可愛い可愛い」と言われながら買われるか買われないかという時間を過ごします。
買われればとりあえず生き延びれます。(最期まできちんと世話ができる人間なら)
買い手がいなければ、命は絶たれます。
なかなか買い手が付かない猫は値段がどんどん安くなります。
安くなる=命の期限が迫っているということです。
私はペットショップが嫌いなのでほとんど行くことはありませんが、こんな風に冷めた目線で考えるとちょっとシビアですよね(^^;
野良猫から生まれた場合はペットショップに行くことはありませんし自由ですが、自然環境で生きていくという困難+保健所へ連れていかれる心配があります。
そういう意味では常に命を奪われる危険があります。
野良猫といっても、元々は人間と共に暮らしていた猫です。
野良猫になる原因は人間です。
人間が原因で野良猫になったのに、人間の手で保健所で処分されるというのは皮肉ですね。
うちにいる下の子は母猫とはぐれて❓️こんな感じでした。
野良猫ではなく、飼い猫(家族に対して飼うという言葉を使いたくないですが、分かりやすくするために使っています)が妊娠してしまうパターンもあります。
これは完全に人間の過失です。
きちんと避妊手術を施さないから、妊娠してしまうわけです。
そして妊娠してしまい、出産しますよね。
さて、この出産した子猫を飼い主はどうするでしょうか。
基本的には貰い手を探すでしょう。
飼い主がそのまま面倒を見るというパターンもあります。
当然ですよね。
自分が避妊手術を施さなかったことが原因なわけなので。
でも、中には平気で山に棄てる人がいます。
貰い手を探すこともなく。(私の知り合いの母親の話ですが)
私は知り合いに協力して貰い手を探していました。
でも、その知り合いの母親は安易に棄てたんです。
私には理解ができませんでした。
「コイツは同じ人間なのか?」と嫌悪感を抱きました。
法律的には物扱いかもしれませんが、そういうことじゃないですよね。
怒りを通り越して呆れました。
この出来事があった時からこの知り合いとは一切関わっていません。
外に出すのなら、避妊手術をm(_ _)m
猫は人間に引き取られ、共に暮らすことができる状況になれば、安心安全です。
- 毎日のご飯に困ることもありません
- 毎日清潔なベッドで眠ることができます
- たくさんの愛を受けることができます
大切な家族として、最期まで一緒です。(棄てる人の神経が私には分からない)
生まれる場所でその先の未来は変わりますが、どんな場所で生まれたとしても、人間に引き取られれば幸せだと思います。
猫と暮らす私たちも幸せですしね(*^^*)
サラブレッドの場合
生まれる場所は決まっています。
人間の手で交配させられ、生まれます。
サラブレッドは走るために改良された馬です。
運命は決まっています。
生まれ落ちたその瞬間から、競走馬になるという運命が。
2年後には競走馬としてデビューしなければなりません。
人間と共に、色々な訓練を積みます。
サラブレッドは臆病なので
- 人間は怖くない
- 走るのことは怖くない
ということも教わります。(ちょっとマインドコントロールっぽいΣ(゜Д゜))
生まれてからたった2年の間に過酷な訓練を積みます。
過酷といっても、もちろん人間は愛情を込めています。
でもどれだけ愛情を込めても、どれだけ必死に訓練をしても、競走馬になれないこともあります。
馬にも個性がありますし、向き不向きがあります。
そうなれば、殺されてしまうこともあります。
殺されれば食肉になったり、肥料になったり、色々な用途に使われます。
無事に競走馬になれば、そこからは
- 練習(調教)
- 競馬場までの輸送
- 本番のレース
という人生です。
でもレースって毎日行われているわけではなく、土日です。(地方競馬は除く)
強い馬の場合は数ヵ月に1回走る程度です。
量より質という感じです。
目標のレースに向け、休養したりしながらじっくり体制を整えます。
例えばアーモンドアイという馬がいます。
彼女は年末の有馬記念に出走しました。
次のレースは3月末のドバイで行われるレースです。
期間は3ヶ月も空いています。
この間は放牧に出されてのんびり休み、レース日程に合わせて調教を再開し、ドバイまで飛行機で向かいます。
強い馬は大きなレースに向けてのんびりいきます。
でも弱い馬はそうはいきません。
質より量です。
1ヶ月に1回走る馬もいれば、2週連続で走る馬もいます。(これは立て続けにフルマラソンを走るくらい❓️)
弱い馬は成績が悪ければ殺されてしまうかもしれません。(もちろん乗馬用の馬になったり、繁殖用の馬になったり、功労馬として余生を過ごしたりします)
競走馬の世界は才能が第一の完全実力主義な世界なので、成績or血統or馬主の裁量などで引退後の人生が左右されます。
最後に
- 保健所に棄てられる猫(犬も含めて)
- 山に棄てられる猫
など、ハターンは違えど、もし、猫が人間の言葉を話すことができたらこう言うでしょう。
「お前を許さない」