どうも♪
今日は私が馬&競馬と同じくらい好きな猫の話です。
うちにいる愛猫の話です。
猫も馬も、殺処分される数が多いという点が共通しており、その数を少しでも減らしたいというのも私の人生の目標の1つです。
上の写真はうちにいる愛猫のソルテです。
親猫とはぐれたのか、それとも捨てられたのか。痩せ細り、鳴き声をあげることすらできないほどに弱っていました。
写真を見て分かる通り、今にも命の灯火が消えそうな危険な状態なのは誰の目にも明らかです。
そこに一人の男性が現れました。
この職場の社員です。
子猫を助けるのか❓️と思いきやスルー。
次に一人の女性社員が。
今度こそ助けるか❓️と思いきやまたスルー。
その後も何人かがその子猫が座り込む玄関を通ったそうですが、皆スルーです。
なぜでしょう。
次に一人の女性(私の妹)が現れました。
彼女は真っ先に子猫に近付き、様子を見ます。
危険な状態だと判断した彼女は仕事を休み、そのまま動物病院へ連れていきました。
- 「あと一歩遅ければ助かりませんでした」
獣医師にそう告げられたそうです。
- 「よかった、間に合って…」
彼女は心からそう思いました。
治療を終え、彼女は自宅へその子猫を連れて帰りました。
家族も皆、動物が大好きということに加え、保健所から犬を引き取ったり捨て猫を連れて帰ってきたりしていたため、喜んでその子猫を受け入れました。
でも、うちには既に先住猫がいます。
猫は縄張り意識が強いため、いきなりこの2匹を対面させるわけにはいきません。
そのため、時間をかけて慣れさせました。
子猫は別の部屋で少しずつご飯を与えたりしました。
その間はお互いの臭いを嗅がせ、少しずつ慣れさせるようにしました。
毎日少しずつご飯を食べ、骨が浮き出るほどに痩せ細った身体には肉が付き始め、元気になってきました。
遊んだり声を出せるほどに元気になりました。
子猫が来て2週間くらい経ってから先住猫と対面させました。
最初はどうなるかと思いましたが、すぐに仲良くなり、追いかけっこをしたりしていました。
あれから3年ほどが経ちます。
すくすく成長し、今では立派な成猫になりました。
あの時、玄関に子猫が座り込んでいた光景を何人かは目にしていたはずです。
でも、皆スルーしました。
スルーした人たちはきっと心の中で
- 「可哀想」
- 「助けたい」
- 「でもこれから仕事だしな」
など、色々な思いがあったと思います。
でも助けた女性はあれこれ考えることなく、真っ先に動きました。
その子猫を心配し、助けたいという思いを即行動に移したのです。
心の中で思うのと、一歩踏み出して行動に移すのとでは雲泥の差があります。
いくら心の中で助けたいと思っていても、その子猫は助かりません。
女性の勇気ある行動でこの子猫を助けることができました。
でも、世の中には安易に犬猫を捨てる人がいます。
- もしあなたが捨てられる犬猫の立場だったらどう思うでしょう❓️
- 捨てられ、保健所に送られ、苦しみながら殺されるとしたら、どんな気持ちになるでしょう❓️
ペットショップで売れ残った犬猫も殺されます。
- その犬猫の気持ちを考えたことがあるでしょうか❓️
このペットブームで人間の身勝手でたくさんの犬猫が生産され、売れなければ殺される。
- 年間何匹の犬猫が殺処分されているか
- どのような手法で殺処分が行われているか
きちんと知るべきです。(サラブレッドのそういう現状も知ってほしい)
保健所で殺される時、安楽死ではなく毒殺の手法がとられます。
人間の身勝手で苦しみながら死ぬ犬猫をあなたはどう思うでしょう。
今一度深く考えてほしいです。
もし、捨てられた犬猫が人間の言葉を理解して話すことができるのなら
- 棄てられた時
- 殺される時
どんな言葉を発すると思いますか❓
それでも命を買いますか? – ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ