誕生日。
一年に一度、誰にでも訪れるものです。(実は今日誕生日です)
それは人でも馬でも変わりません。
というか、全ての生き物には誕生した日があり、その日が誕生日です。(犬でも猫でも魚でも虫でもなんでも)
ちなみに私の一番好きな競走馬であるダイワスカーレットの誕生日は2004年5月13日。
どの競走馬にも誕生日があります。
ただ、人にも馬にも誕生日はありますが、その意味は全く違うように思います。
どのように違うのでしょうか。
人と競走馬の歳の重ね方
人は基本的に誕生日が訪れた日に歳をとります。
でも競走馬は違います。
競走馬は1月1日に1つ歳をとるんです。
もっと正確に言えば歳をとるというより、競走馬としての年齢表記が変わります。
例えば現役最強馬であるアーモンドアイは現在4歳ですが、1月1日になれば5歳になります。
誕生日が訪れる前でも5歳です。
その馬自身は誕生日が訪れなければ歳をとったことになりませんが、競走馬としては違うんです。
ちなみに余談ですが、競走馬はみんな2月~5月くらいの間に産まれます。
人は1月~12月の間に産まれるので、その点も人との違いですね。
もし人も競走馬のように2月~5月の間に産まれると決まっていたら、どうなると思いますか❓️
人と馬の誕生日の過ごし方?
まぁ当たり前といえば当たり前ですよね┐(‘~`;)┌
そもそも競走馬自信が誕生日を意識しているとは思えませんし、その競走馬の馬主や管理する調教師などが競走馬の誕生日を把握しているとも思えません。(もしかしたら競走馬の誕生日を祝っている人もいるかもしれませんが)
競走馬にとっては誕生日なんてどうでもいい存在で、結局は1月1日になればみんな一斉に歳をとりますし、とにかく走って、走って、走りまくって好成績を残すことに精一杯です。(恐らく)
精一杯というか、まぁ結局は人間に誘導されて走らされているみたいなものですが・・・
可愛い愛犬や愛猫の誕生日は祝ったりしますよね。
犬猫用のケーキなども販売されていますし、普段とは違うご飯をあげたり、おやつをあげたりして祝います。
人間ももちろん祝います。(大人になると誕生日の喜びも薄れますが)
子供の頃は誕生日ケーキを囲んでワイワイしますし、誕生日プレゼントを親からもらうのが楽しみだから誕生日がくると嬉しかったものです。
人は歳を重ねるごとに衰えを意識するが、馬はしない(多分)
大人になると、色々現実を見てしまいますし、歳を重ねて「もうこんな歳か~」と嘆いたりする方も多いかもしれません。
ただ、年齢というものは単なる数字でしかありません。
競走馬の場合は競走馬としての現役の期間も短いですし、歳を重ねると競走能力が落ちてきたりします。
まぁ競走馬自信が年齢による衰えを感じているのかは分かりませんが、調教師や騎手には分かるはずです。
能力が落ちるのは人間も同じですが、何歳になっても勤勉に学び続けて脳を使い、きちんと運動をしていれば脳も筋力も衰えません。
衰えませんというか、衰えを遅らせることができます。
脳は使えば使うほど活性化します。
運動をすることによっても活性化します。
きちんと若い頃(20代)から運動を続けていれば、50代になっても疲れやすさは変わらないという研究結果もあったりします。
- 物忘れがひどくなった
- 体力が落ちた
- 疲れやすくなった
こう感じている人は、日々どの程度脳を使っていますか❓️
どの程度の運動をしていますか❓️
年齢を言い訳にする人は、大抵、学びを止め、運動をしていません。
なにもしていなければ衰えるのは至極当然のこと。
そして学び続けなければ型にはまり、古い常識に縛られ、老害化していきます。
そんな言い訳をしている暇があるのなら、脳も身体も鍛えましょう。
人生100年時代なんて言われていますが、その前提として健康は必須です。
何かやりたいことがあるのなら、年齢なんて関係ありません。
何歳から始めたとしても、その物事を5年~10年と続けていれば確実に進歩します。
私たちは競走馬に比べて遥かに平和で自由な世界を生きています。
そして競走馬よりも長い時間があります。
競走馬のように運命が決められているわけでもありません。
歳を重ねて衰えた~と嘆く暇があるのなら、向上心をもって前に進みましょう。
最後に
誕生日は全ての生き物共通です。
誕生日はどんな生き物にも共通して存在するものです。
ただ唯一、人間と他の生き物との違いがあります。
それは誕生日に対する意識です。
他の生き物が誕生日を意識しているのかしていないのかは分かりません。
ただ、人は誰でも自分の誕生日を知っています。
そしてその誕生日が来ることに対してワクワクしたり、ドキドキしたり、あるいは誕生日なんてもうこなくてもいいのに…なんて思ったりもします。
そうやって誕生日に対して色々な感情を抱きます。
ただ、どんな感情を抱こうとも誕生日は訪れ、人は歳を重ね、そして死にます。
どうせなら誕生日を楽しむべきですし、歳を重ねることを楽しみましょう。
そう思えるよう、日々向上心をもって過ごし、歳を重ねるごとに成長を実感できるような年の重ね方をしていきたいですね。