人は鳥に憧れ、一度は空を飛んでみたいの思うものです。
でも現実問題、空は飛べませんし、もし人間が空を飛ぶのなら、手を翼に変えるというリスクを背負わなければなりません(笑)
以前、馬はなぜ走る?という内容で少し馬に関しては書きました。(競走馬)
では、鳥はどうでしょう❓️
身近にいるハトやスズメ、カラスは飛びたくて飛んでいるのでしょうか❓️
結論から言えば「できることなら飛びたくない」という感じです。
飛ぶことのデメリットは色々あり、まず重力に逆らわなければならないので体力の消耗が激しいこと、空を飛ぶには太ることができないことが挙げられます。
大抵の動物は食べれる時にたくさん食べ、ピンチの時のために脂肪を蓄えておけます。
ですが、鳥はそうはいきません。
太ったら飛べなくなるからです。
この太れないという点は馬(競走馬)にも共通しています。
サラブレッドのスラリとした美しい身体。
彼らは走るために産まれています。
単純に、太ったら速く走れません。
鳥は飛べなくなるから太れず、馬は速く走れなくなるから太れない。
鳥と馬にもこんな共通点があるんです。
「飛びたくないのなら飛ばなくてもよくない?」
と思う方もいるかもしれませんが、そうはいきません。
飛ぶ理由はピンチから脱するため、そしてエサを得るためです。(渡り鳥はまた別ですが)
ちなみに、30分間で鳥がどれだけ飛ぶのかを実験したところ
- スズメは約1分15秒
- カラスが約35秒
- ハトが約24秒
という、想像以上に飛んでいないという結果になったそうです。
鳥は飛ぶことができますが、基本的には我々人間と同じ二足歩行で生活しています。
この二足歩行の動物って鳥と人間、そしてカンガルーくらいではないでしょうか。
鳥と人間では「昼行性であること」「声や目でコミュニケーションを取ること」など、色々な共通点はありますが、二足歩行というのは鳥と人間の一番の共通点です。
馬と鳥、そして人間にも色々な共通点がありますが、馬と鳥は太れないのに対し、人間は肥満が多すぎます。
馬と鳥が太るということは=死に繋がります。
でも、人間が太ってもすぐに死に繋がるわけでもなく、すぐに病気になるわけでもありません。
肥満=怠惰です。
肥満でいるメリットはありません。(その体型を仕事で活かすのが唯一のメリット)
基本的に人は肥満な人を見るとネガティブハロー効果が働き、「アイツはだらしない」的な感情になります。
そして肥満な人の第一印象は「デブ」です。
どれだけお洒落をしようとも、その体型に目がいきます。
私なら恥ずかしくて外を歩けません。
太っていてもすぐに死ぬわけでも病気になるわけでもないですが、馬や鳥を見習って痩せましょう。
人は健康を害して初めて健康のありがたみを知るという愚かな生き物です。
ですが、それでは遅い。
当たり前のことですが、何をするにも健康第一です。
肥満でいることのリスクを意識し、夢や目標に向かって死ぬまで頑張りましょう。
サラブレッドほどスマートで美しい身体でなくとも、普通に健康的な身体でいましょう。
よろしくお願い致しますm(_ _)m