いや~、競馬の世界と政治の世界は本当にブラックです。
ちょっと厚塗り化粧をしすぎて化粧の下の本性がなかなか見えません。
隠されすぎて。
政治家は不正があって謝罪する際、よくこんなことを口にします。
- 国家のために働きたい
- 国会議員としての責務を果たしたい
- 支援してくださった皆様の期待に応えたい
などなど。
これは本心なのでしょうか❓️
それとも議員という職を失いたくないからの方便でしょうか❓️
頭を下げて謝ることは誰にでもできます。
仮に反省していなくても、謝罪する意思がなくても、上っ面でできます。
口でならなんとでも言えます。
政治家のこういうシーンってもうウンザリです。
初めは否定するけど、結局は暴かれて謝って…
滅多にテレビを見ない私ですが、河井夫妻の謝罪会見を少し見て、まぁ自己保身しか見えませんでした。
日本を変えたいから続けたいなどと仰っておられましたが、あなたがいなくなった方が変わる可能性もあります。
日本を変えたいと口では言いながらも、自己保身しか見えません。
- お金
- 地位
- 名誉
それらを失いたくないということしか見えませんでした。
適応障害という話もありました。
適応障害は辛いでしょう。
私もうつ病になったことがありますし、メンタル的な辛さは分かります。
でも、休んでいる間に貰った報酬を返さないというのは。
しかもその理由が「他にも病気で休んでいる方がいる中で、私だけが返すというのは考え難い」というもの。
日本を変えたいのなら、まずは自分から率先して動かないと。
他の人は関係ないです。
これはあなたの意志の問題。
というか、そもそもこの休んでいる間でも報酬を貰えるという根本のシステムを変えないとダメですよね。
そして、適応障害ならとりあえず完治を目指しましょう。
完治せず議員を続け、ちょこちょこ休んで、それで報酬を貰う。
- 国民は納得するでしょうか❓️
- そんな形で国会議員としての職務を果たせるのでしょうか❓️
- 日本を変えられるでしょうか❓️
競走馬を見てください。
怪我をしたらガッツリ休んで完治させ、次のレースに全力で向かいます。
中途半端な状態でレースに出走しても、怪我が悪化するだけです。
休む時にはガッツリ休む。
病気なら尚更です。
国会議員の中には本当に世の中を良くしたいと思っている方もいるのでしょうが、それを感じません。
この二人も潔く議員辞職して、もう一度やり直すくらいのことをした方が良いと思いますが、国会議員という地位とお金を手放したくないというのが見え見えでした。
色々な質問を受け、、刑事事件になっているので詳細は話せないとも仰っておられましたが、それも言い訳です。
刑事事件になるまで待ってから会見を開いたと捉えられても致し方ありません。
やはり、人間は地位、名誉、お金に弱いです。
本気で反省し、本気で何かを変えたい、日本を変えたいと思うのなら、N国党の立花孝志さんくらい大胆に行動しないと、変わりませんしね。
いつの時代でも、常識を変えるのは非常識と呼ばれる人間です。
本気で反省しているのなら、休んでいた間に受け取った報酬を返す+離党or議員辞職するくらいの行動をしないと、伝わりませんし、日本は変えられません。
競走馬を見てください。
地位や名誉、お金に流されることなく、目の前のことに全力です。
ディープインパクトのようにG1を7つも勝って、顕彰馬に選ばれ、種牡馬として大活躍しても、調子に乗ることもなく、保身に走ることもなく、常に真っ直ぐです。(人間には無理でしょうが)
自分のやるべきことに全力です。
周りなんて関係ありません。
やるべきことをきっちり行っています。
調子に乗るのは、地位、名誉、お金を意識するのは調教師や騎手くらいです。
競馬の世界で競走馬は地位、名誉、お金に関心はありません。
河井夫妻は、自分の謝罪会見を客観的に捉えて見てほしいです。
一国民として、他者の目線に立って見てほしいです。
その時、どう感じるでしょうか❓️
- 納得できるでしょうか❓️
- 応援したいと思えるでしょうか❓️
難しいことなんて何もなくて、これは単純に人としてどうなんだ❓️ということです。
人として、筋が通っているのだろうか❓️
秘書だけ悪者にして逃げ切ろうとしているのではないのか❓️
なんて思ってしまいます。
競走馬のように目の前のことに真っ直ぐに、マインドフルな感じで生きるのは人には難しいです。
あらゆる欲に流され、競走馬のように生きることはできないです。
競走馬には保身のため、嘘をつくことなんてできません。
例えばレースでドベになったとしても、基本的に言い訳はできません。(不利を受けたり、メンタル的に走る気がなかったりということもあり得ますが)
「全然勝てなかったけど、次こそは絶対に勝つから、競走馬を辞めるつもりはありません」
競走馬はこんなことを言えませんが、もし、大して強くもない、大した実績もないような競走馬がそんなことを言っても、競馬ファンは認めません。
誰もが知るディープインパクトや、現役最強のアーモンドアイレベルの超一流の馬が負けたとして、「次こそ勝ちます」と言うのなら納得できますが。
まぁ競馬の世界でそれを言うのは騎手や調教師の役目です。
この岩井夫妻の問題も時間が経てば薄れますし、世の中は次から次へと事件が起きるので、時間が経てばなんとかなると思っているのかもしれません。
でも、人としてどうなのか。
今一度考えてほしいです。
そう思う方は過去にもいましたが。(未だに強く思うのは舛添要一さん)
どんな人間にも職や肩書きなどがありますが、それらを全て取っ払って一人の人間となった時、自分の行動は本当に正しいのかどうなのか❓️
そして、相手の立場(有権者など)に立って考え、本当に正しいのだろうか❓️と考えてみることも必要です。(そんなことは理解した上でこういう行動をしているのでしょうが)