土日は競馬があります。
今日は馬券を買おうかな~と思いましたが、コンビニやドラッグストアでマスクが全然無い+マスクの高騰がヤバイということにちょっとビックリしたので、馬券を考える余裕がなく…
私はハウスダストや花粉症対策のため、普通に普段からマスクをする機会が多いのですが、この時期ってインフル含めてマスクしますよね。
でも全然売ってません。(想像以上)
DAISOでも1日1箱までになっていて、翌日に行ってみたら売り切れでした。
普段そこまでマスクのことを考えたことはありませんでしたが、コンビニやドラッグストアをはしごしても売っていません。(小さめや枚数が少ないのは多少ありましたが)
ネットでもめちゃくちゃ高騰しています。(百均のマスクですらネットで10倍くらいの値段)
マスクをするとなんとなく安心感がありますが、こんなに高騰しているマスクを本当に買う必要があるのでしょうか❓️
美容健康大好きなので、こういうことを考えるのも好きです(*゜Q゜*)
マスクの効果
医療従事者の場合
インフルエンザの時期。
コロナウイルスとか関係なく、マスクをする人は多いはずです。
でも、きちんと防げているのでしょうか❓️
マスクに一定の防御効果があるとは言われています。
ただ、これはあくまで医療従事者を対象としてです。
医療従事者が付けているマスクってめちゃくちゃちゃんとした物です。
医療従事者はN95マスクというものを着用することが多いです。
山本光学 YAMAMOTO 7500 N95マスク 20枚入
このマスクの役割は空気感染源を捕集し、着用者の呼吸器感染のリスクを低減することです。(ただ、新型コロナウイルスはこのマスクのフィルターを通過すると言われています)
この医療従事者に関しては、医療従事者がインフルエンザ感染予防を目的として、サージカルマスクとN95マスクの着用による効果の差を調べた報告もあります。
結果として、N95マスク群で48名(22.9%)、サージカルマスク群で50名(23.6%)のインフルエンザ感染が生じ、マスクの種類による感染予防効果の差はみられなかったと報告されています。※1
こういう結果を見るとマスクってどうなの❓️と感じてしまう部分も否めませんよね。
まぁ医療従事者はマスクだけでなく、手洗いなど色々な面を含めて徹底していますが。
一定の効果があるとは思いますが、このマスクの効果を我々一般人に当てはめて考えていいのでしょうか❓️
一般人の場合
結論から言えば、安易に当てはめてはダメです。
もちろん、医療従事者と同じようにN95のマスクを着用し、手洗いなども徹底すれば良いのかもしれませんが、なかなか難しいです。(でもN95とサージカルマスクの差は見られなかったという点ではわざわざN95を使わなくてもいいのかもしれません)
例えば2010年のフランスによる研究によれば、家庭内のインフルエンザを低減させる効果は無かったそうです。
多くの医師たちは一般人のマスクによる感染リスクの低減に対しては効果がないと考えているようです。
そもそもマスクをしていたとしてもそのマスクを正しく着用していなければ意味がないですし、マスクをずらして顎マスクにしたりすると感染のリスクが上がります。
なぜなら顎にも空気中に漂うウイルスや細菌が付着しているからです。
マスクを顎にずらして戻すと、顎に付着しているウイルスなどを吸い込んでしまう可能性は高まります。
でもこの顎マスクって特に意識することなく行ってしまいますよね。
- 飲み物を飲んだり
- 食べ物を食べたり
- 電話をしたり
など、特に意識せず行ってしまいます。
でもそれを行ってしまうと、せっかくマスクをしていても無意味になってしまうかもしれません。
テレビなどの情報に流され、過剰反応して高騰したマスクを買うのはかまいませんが、せっかくマスクを着用するのなら、顎マスクは厳禁ですし、合わせて手洗いや免疫力を高めるなどの行動も合わせましょう。
そもそもマスクって外からの感染を防ぐというか、自分が風邪やインフルエンザの場合に菌を飛散させないために着用するものですし、過度にマスク単体での効果を期待するべきではないと思います。
マスクを買って購入すればOKというわけではないので、気を付けましょう。
少なくとも正しく装着しましょう。
- 鼻と顎を隠す
- マスクの外側を触らない
ちなみにとあるデータによると、人は1時間に23回ほど無意識に顔を触っているそうです。
ということは、マスクをしていれば手に菌が付着していても防げるかも❓️とも考えられます。
できればゴーグルも着用して目からの感染も防ぎたいですね。(花粉症の方が着用するゴーグル的な)
スワン 一眼型保護メガネ(オーバーグラスタイプ) SN770
もちろんウイルスや細菌は飛沫感染ですが、手に付着した菌からの感染を防ぐという観点からもマスクの効果を考えることができます。
競走馬のマスク
マスクという表現は正しくないかもしれませんが、競走馬も顔の回りに色々なものを装着します。
- メンコ
音に敏感だったり、砂を被るのを嫌う馬に着用します。
視界の一部を直接遮ることにより、馬の意識を競走や調教に集中させるために着用します。
周囲からの影響に惑わされず、走らせることが期待できます。
芝の切れ目や物の影などに驚く馬に対し、下方を見えにくくして前方に意識を集中させる効果を期待して装着されます。
他にも色々ありますが、競走馬の顔の回りを見てみると、色々面白いですよ。
これらの馬具の色は様々で、お洒落の一部にもなっているのかもしれません。(競走馬にそんな意識はないだろうが)
最後に
今回の新型肺炎 コロナウイルスはSARSより感染力は強いですが、致死率は低いそうです。
- SARS10%
- コロナウイルス2%
あくまで現時点での致死率です。
今後の流れ次第では致死率が上がることも下がることもあるでしょう。
スペイン風邪のようなパンデミックは起こらないと言われてはいますが、どうなるかは分かりません。
だからこそ基本の徹底です。
マスクを装着していると安心感がありますが、装着の仕方にもよりますし、マスク以外にやるべきことは色々あります。
高騰しているマスクを買うだけでなく、それ以前の手洗いうがい、運動、腸を元気にするなど、他のことも行いましょう。
飛沫感染を防ぐためにマスクは…しないよりはした方がいいですが、正しく装着しなければ…
過度に反応せず、普段の風邪やインフルエンザ対策のような行動を意識しましょう。
※1
Loeb M, Dafoe N, Mahony J, et al.:
Surgical mask vs N95 respirator for preventing influenza among health care workers:a randomized trial.
JAMA 2009;302:1865-1871.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19797474